News & Upcoming Eventバイオインフォマティクス技術者認定試験 ○実施日:平成21年11月29日 分子生物学、情報科学、バイオインフォマティクスの各分野における基礎的な知識と理解度を測る試験です。試験結果は合否判定の他、分野ごとの得点も通知されます。 主催:日本バイオインフォマティクス学会 画期的がん治療遺伝子REIC、来春、米国で臨床試験開始へ ○桃太郎源株式会社REIC(Reduced Expression in Immortalized Cells)は、岡山大学で発見され、がん抑制遺伝子としての機能、ならびに がん治療における役割が岡山大学で解明され、注目されているがん治療遺伝子です。 REICは、正常細胞では発現していますが、多種多様な癌細胞において発現が抑制されている遺伝子で、固形癌において、REIC遺伝子を強制発現させると、正常細胞には障害を与えず、癌細胞を小胞体ストレスにより選択的に細胞死(アポトーシス)させることが明らかとなっています。 また、単に、直接的な抗腫瘍効果のみならず、産生される分泌型REICタンパクは、樹状細胞様細胞の分化誘導能を有しています。このことより、アデノREICによる局所遺伝子治療は、腫瘍局所において細胞死の際に生じる癌細胞膜断片(癌抗原)の樹状細胞様細胞への取込みが可能となり、特異的な細胞障害性T細胞を誘導します。これは、自己癌ワクチン化のための最適環境を構築する治療といえます。さらに、アデノREICの局所腫瘍内投与は、IL−7(インターロイキン7)の産生によるNK細胞の活性化を同時に引き起こします。 これらの相乗的な抗癌免疫の賦活化作用の結果として、局所癌病巣だけでなく遠隔転移病巣への顕著な治療効果が動物実験では実証されています。 REICは、正常細胞においては強く発現しており、REICタンパクも血中を絶えず流れていることから、アデノREICの局所投与にともなう全身的な随伴症状(副作用)はほとんどないものと考えられ(動物実験段階では、明らかな副作用無し)、また、多種多様な癌細胞で発現が抑制されていることから、多くの癌の治療薬となりうることが期待されています。 当社は、前立腺癌の臨床試験実施に向けて、平成22年の春には、臨床第1相試験を米国で開始する計画です。 |